◆もしもの時の備えに「地震保険」を◆
◆もしもの時の備えに「地震保険」を◆
日本では「いつ・どこで」地震が発生してもおかしくありません。突然、自分が暮らす地域で大地震が発生し、家を失ってしまうかもしれません。そんな時に役立つのが「地震保険」です。地震保険は「地震・噴火・津波を原因」とする「火災・損壊・埋没・流出による損害を補償する保険」となっています。必ずしも地震保険の保険金だけで元通りに再建できるわけではありませんが、被災後の生活再建を支える重要な役目を担っています。
「地震保険」は1964年に発生した新潟地震をきっかけに、地震による被災者の生活安定に寄与することを目的として1966年に創設されたものです。それまでも災害を補償する保険として「火災保険」がありましたが、火災保険では地震や噴火、津波による火災や損壊等は対象となっていませんでした。大地震が発生した場合、多額の保険金の支払いが発生するため、民間の損害保険会社だけで引き受けることが困難となります。そこで、民間の損害保険会社の負担を超えるリスクを再保険により、政府が分担して引き受ける「官民共同の保険」として地震保険制度が創設されました。2011年の東日本大震災の津波による甚大な被害が発生しましたが、保険金を支払う件数や金額が膨大だったにもかかわらず、地震発生から約3か月で9割を超える事案の対応が完了し、被災者の生活の再建や安定に役立てられました。
●地震保険の対象●
地震、噴火またはこれらによる津波を原因とする火災・損壊等による建物や家財の損害
・地震により火災が発生し焼失した
・地震により家が倒壊した
・津波により家が流された
・地震による地盤沈下で家が傾いた
これを機会に火災保険・地震保険の加入や見直しを考えてみてはいかがでしょうか。保険についての詳細は、奥保険事務所までお気軽にお問い合わせ下さい。
政府広報オンライン・財務省ホームページに地震保険についての情報が記載されております。ぜひご確認ください。