◆春の暴風に備えましょう◆
◆春の暴風に備えましょう◆
暖かくなる3月から5月にかけて山や海、公園等の行楽地へと外出したくなる季節となります。しかし、この時期は低気圧が急速に発達し「春の嵐」「メイストーム(5月の嵐)」と呼ばれる台風並みの暴風や猛吹雪が発生しやすい季節でもあります。「春の嵐」をもたらす発達した温帯低気圧は、低気圧の中心から離れた所でも風が強く吹くため、被害の範囲が広がりやすいという特徴があります。「春の嵐」により転倒や屋根からの転落、倒木の直撃等による多数の死傷者が出る、トラック等の横転事故、住宅の破損や停電、交通機関のマヒ等さまざまな被害が起こることが予想されます。
そこで「春の嵐」による暴風から身を守るため、台風と同様に事前に気象情報に注意し、外出を控える等の事前にできる対策をとることをおすすめいたします。
●強風への備え●
・家の周辺やベランダに置いてある倒れやすい物等は固定するか、家の中に入れる
(物干し竿、植木鉢、自転車等)
・屋根や雨戸、シャッターを点検し補強する
・窓ガラスに飛散防止用フィルムを貼る など
●強風が吹いている場合●
・転倒、転落や看板等の飛散物による負傷を避けるため、外出はできるだけ控える
・窓や雨戸、シャッターをしっかり閉める
雨戸等がない場合は割れた窓ガラスの飛散防止のため、カーテンを閉める など
●特に注意が必要な外出先●
・登山やハイキング
・釣りやマリンレジャー
・川遊びやキャンプ など
これを機会にご家族で春の暴風被害に遭わないために、家屋の設備点検や修理を行う等の暴風対策について考えてみてはいかがでしょうか。
政府広報オンライン・気象庁ホームページに春の暴風についての情報が記載されております。ぜひご確認ください。