◆「密漁」について知っておきましょう◆
ようやく梅雨が明け、お出かけの予定を立てている方も多いのではないでしょうか。
コロナ禍でできることが限られる中、密にならず黙々と楽しめる釣りが人気となっていますが、ルールを正しく理解していないと「密漁」になる可能性があります。
「密漁」と聞くと、悪質な組織が無許可で海産物を捕り売りさばいているというイメージが強いかもしれません。
しかし、採捕禁止の対象となっているものは、一般人が磯遊びの延長で捕ってしまい、捕ってはいけないことを知らなかった場合でも密漁として逮捕される可能性があります。
採捕禁止となっている主な水産動植物は、アサリ・マダコ・サザエ・ハマグリ・ワカメ・ウニ・コンブ・イセエビ・アワビ・ナマコ・シラスウナギ等です。
さらに、各都道府県で使用可能な漁具、貝や魚などの種類ごとの採捕して良い大きさ、禁止区域・期間が定められています。
詳細は政府広報オンライン「密漁の禁止」にまとめられています。
各都道府県の使用可能な漁具・漁法が確認できる水産庁HPのURLも記載されていますのでご確認ください。
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202107/2.html
今週はオリンピックの開会式に合わせた連休があり、もうすぐ夏休みも始まります。
もしも海水浴場や釣りに行く場合には知らないうちに違反してしまわないよう、ルールを理解しておきましょう。