ARCHIVE月別アーカイブ(2021年6月)

お知らせ

◆高齢者の転倒リスクに備えましょう◆

この記事をシェア

誰にでもつまずいたり滑ったりして転びそうになることがあると思いますが、年齢を重ねるにつれて転びやすくなり大きなけがに繋がりやすくなります。

特に高齢者は転倒事故が原因で寝たきりになり介護が必要となる可能性や、場合によっては死に至る可能性もあります。

加齢による身体機能の低下や病気・薬の影響もありますが、昨年に引き続き新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が増えたことで運動不足になり、より転倒するリスクが高まっているかもしれません。

もちろん外出先でも注意が必要ですが、住み慣れた自宅にも多くの転倒リスクが潜んでいます。

主に居間や寝室、玄関、階段や廊下、浴室に多く次のような対策が有効です。

・引っ掛かりやすいカーペットは使用しないか、滑り止めを敷く

コードの配線は歩く動線を避ける

・段差がある場所には手すりまたはスロープを付ける

・廊下や階段は足元が良く見えるよう照明を付ける

・浴室の床は滑りにくい床材にするか滑り止めマットを使用する

・ベッドは壁に面するように配置する、柵を付ける

備えていれば防ぐことができた事故が大きなけがに繋がってしまうことのないよう、日頃から適度な運動を心掛け、できる限りの対策を講じておきましょう。

この記事をシェア

BACK